
そんな疑問を解決したします。
この記事の内容
- 動画編集ソフトdavinci resolveの概要
- davinci resolveの無料版と有料版の違い
- davinci resolveの客観的な評価
結論としては、davinci resolveは無料版でも十分すぎる機能を兼ね備えた優秀なソフトです。
これから動画編集を始めたいけど、とにかく価格を抑えたい方にはおすすめです。
しかし、家庭向きではない点や、テロップ挿入にはAdobeソフトのPhotoshopとの連携が必要と、無料故の弱点もあります。
以下で詳しく解説していきます。
この記事の信頼性
僕はフリーランス動画編集者として生計を立てています。動画編集者という観点から、davinci resolveについて客観的に評価していきます。
目次
davinci resolveの評価について
davinci resolveの概要
オーストラリアのブラックマジックデザインが開発している動画編集ソフト。
基本的にはプロのビジネス向けのソフトですが、一部の高度な機能のみを制限した無料版を公開しています。
とはいっても、8割以上の機能を無料版で使う事ができるので、これから映像制作に携わろうとしているが、あまりお金がかけられない方にはぴったりなソフトです。
有料版と無料版の違い
無料版のdavinci resolveと有料版davinci resolve studio 37,378円(税込)の違いについて説明します。
無料版では、ほぼ全ての基本的な編集とウルトラHDまでの解像度、60fpsまでのフレームノートの動画を編集する事ができます。
8割以上の機能を無料で使う事ができます。
無料版でもアップデートは無料で行う事ができるので、常に最新の状態でソフトを使う事ができます。
これに対して有料版のdavinci resolve studioですが、
- 複数のGPU
- 4K以上出力
- モーションブラーエフェクト
- 時間的および空間的ノイズリダクション
- インターレース解除
- HDRツール
- カメラトラッカー
- 複数のResolve FX
- 3D立体視ツール
- リモートレンダリング
- 外部データベースサーバーのサポート
- 複数のユーザーが同じプロジェクトで同時に作業できるようにするコラボレーションツール
- XAVCの読み込みと書き出し
- 電話、メールでのサポート
4K以上の動画を編集する方や、スーパースローモーション、編集チームで共同で作業する場合には有料版が必要になります。
ビジネスで使用するのであれば、有料版でないと機能的に厳しいですね。
無料版で使用を開始し、どうしても機能的に必要になったタイミングで有料版を購入するのがおすすめです。
davinci resolveの客観的評価
家庭用には向いていない
少し編集画面や機能が複雑なので、家庭用にはおすすめしません。
家庭用動画編集ソフトに必ずついている結婚式や誕生日、運動会用などのイベントテンプレートもありません。
無料なのは魅力ですが、あくまで家庭用としての使い方であればPower Directerがおすすめです。
国産のソフトなのでマニュアルも非常にわかりやすく、たくさんの家庭向けのテンプレートが用意され、簡単に映像を制作する事ができます。
これから映像制作に挑戦する方には最適
上記でも述べましたが、davinci resolveは無料でも十分すぎるほどの機能を使う事ができます。
エフェクトやトランジションの挿入や色調補正、カットやオーディオ調整と基本的な編集を行う事ができます。
コストを少しでも抑えたい方は、無料版で学習を開始することをおすすめします。
テロップ挿入に致命的弱点がある
字幕テロップの外枠ライン機能がないという致命的な欠陥があるので、業務用としてはちょっと使いにくいかもしれません。
YouTube用の動画編集に使用する方は少し苦労します。
PhotoShopとの連携はできるので、PhotoShopでテロップをデザインする場合は大丈夫です。
しかしPhotoshopを使用するのであれば編集ソフトもAdobeのプレミアプロを使した方がコスパ的にも断然良いですね。
プレミアプロは有料ソフトですが、Adobe CCコンプリートプランでしたらプレミアプロ以外の30以上のAdobeソフトも同時に使い放題です。
まとめ
これから動画編集を開始する方→無料版
ビジネスでゴリゴリ使う方→有料版
ですね。
他のソフトも気になる方は以下の記事を参考にしてください。
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