
毎日の通勤がない、嫌いな上司もいない、好きな時好きな場所で仕事ができる、、、
こんなメリットに憧れてフリーランスになろうとしている方に、現実的な話をします。
結論、僕はフリーランスになったことを一切後悔していませんが、安易に独立すると絶対に後悔します。笑
この記事では、「フリーランスのデメリット、メリット」を挙げた上で、フリーランスになるべき「向いている人」について紹介します。
この記事の信頼性
僕はフリーランス動画クリエイターとして生計を立てています。Youtubeチャンネルの企画、撮影、編集に携わったり、企業の動画広告も制作しています。フリーランスになり、前職の月収を超えた結果、フリーランスについて思うことについて書きます。
目次
フリーランスはやめとけ:デメリット
まず僕はフリーランスになることをあまりおすすめしません。
勤務時間、仕事について考える時間が長い=ブラック企業ということであれば、フリーランスは超絶ブラックな職業です。
キラキラしてるイメージだけでフリーランスになると絶対に後悔します。笑

では、僕がおすすめしない理由について解説します。
朝から晩まで仕事
僕は映像制作のお仕事を中心に生計を立てていますが、寝てる時間以外は仕事をしています。
会社のように出勤するだけでお金がもらえたり、有給もありません。
自分が働かなかければ収入はありません。
朝8時に起きて、夜12時までPCの前にいることも珍しくありません。
ジョギング中もお風呂に入っている時も、常に仕事のことについて考えています。
絶望的ですね。笑
しかし世の中のフリーランスの大半はこのような生活をしているでしょう。
営業しないと仕事がない
忙しいことは悲しいことではありません。
フリーランスの方で、仕事があるだけでもラッキーです。
今思えば会社員時代は、特に何も考えなくても仕事が用意されていました。
上司から仕事を振られたり、プロジェクトに参加したり、勝手に仕事は与えられます。
フリーランスは仕事を取りに営業をしなければ収入は0です。
自分にどんなにスキルがあっても営業ができなければ仕事はありません。
自分のスキルを伸ばすのも自分次第
会社で勤務している時は、あなたの成長が会社の利益になるため、新人に新しいプロジェクト任せたりして、スキルアップの機会を作ってくれます。
しかしフリーランスの成長を思って仕事を振ってくれる企業なんてありません。
あなたに今あるスキルの対価としてお金が発生します。
企業があなたを見る時は、今後の成長など一切興味はなく、今できることのみが焦点になります。
なので自己啓発を続けていき、空き時間でスキルアップしていくしかありません。
僕の場合はあえて仕事量を調整して撮影練習に出かけたりしています。
なので、仕事と休みという線引きはあまりありません。

経費、税金、仕事の管理も全部自分
会社員時代は領収書の束を経理のおばちゃんに渡すだけで経費の処理ができました。
税金も会社が勝手に振り込んでくれました。
交通費もなんか知らないけど振り込まれました。
しかしフリーランスはこれらのことも全て自分で管理しなくてはなりません。
また、仕事の管理も全て自分です。
納期に遅れそうな時に助けてくれる同僚もいません。
信じられるものは自分だけです。
とにかく自己管理能力を磨かなくてはなりません。
真っ先に切られるのはフリーランス
会社員はそう簡単にクビにはなりません。
しかし、企業の業績が傾いた時に真っ先に切られるのはフリーランスです。
企業がフリーランスを養う義理はないので当然ですが、せっかく継続的に安定した収入を得られる案件を手にしたとしても、企業の意向次第で簡単に切られるのがフリーランスの現状です。

フリーランスはやめとけ:メリット
なんだか書いてて悲しくなってきたので、フリーランスのメリットについて書かせてください。
フリーランスは大変だけどちゃんとメリットもたくさんあるので安心してください。
通勤がない
朝起きて、そこが職場です。
満員電車とか無縁です。
正直通勤時間って本当に無駄だったなと思います。
往復で1時間以上削られるしその間は仕事もできないですよね。
満員電車とか命削ってますよあれ。笑
家での仕事に飽きたら近所のカフェで優雅に仕事もできます。
無駄な仕事がない
会社員時代って、この仕事本当に必要?みたいな作業が結構ありました。
印鑑周りが必要だったり、無駄な会議があったり、自分の仕事ではない部分についても、会社のために時間を割かなくてはいけない場面がありました。
現在は個人で仕事をしているので無駄な作業はどんどん省いて効率化させることができます。
自分が作業するだけ収入が増えるのでとにかく無駄を省くことに命を賭けます。
また、仕事を選ぶことができます。
個人事業主なので自分のやりたいことだけを選り好みすることができます。

フリーランスを対象にした案件紹介システムなども多くあり、そこから案件を紹介してもらうということも可能です。
僕は下記のサイトから月に何件か安定して案件を流してもらっています。
フリーランスエンジニアに安定稼働案件を豊富に紹介【Freeto】
収入が上がる
これがないとやってられませんよね。
どんなに頑張っても会社員時代の給料も稼げないのだったら夢がありません。
個人で仕事をするのでピンハネする人もいません。
あなたの売り上げはあなたのものです。
死ぬほど頑張れば死ぬほど稼げるのがフリーランスのいいところですよね。

自分で予定を決められる
週5で勤務するというのは会社員のルールです。
当然ですがフリーランスに週何日働かなければいけないという決まりはありません。
自分で仕事をコントロールできるので、予定を組むことが比較的簡単です。
僕はサーファーなので波の予報で週のスケジュールを決めて、波の良い時にはサーフィンをすることが可能です。
さらに、業種にもよりますが僕はPC一つあれば仕事ができるので、いつでも旅行に行けますし、上司の顔色を伺って有給を申請する必要もありません。

人間的に成長できる
案件を取ってくるのも自分、案件をこなすのも自分、経費や税金の計算をするのも自分、と全て自分でやらなければいけないことは、デメリットでもありメリットにもなります。
会社にただ出勤して上司の指示で働いている人と、すベて自分でこなしているフリーランスとでは、人間的にもビジネス的にも成長度合いが段違いです。
最初は本当に大変ですが、自分の成長のためだと割り切れば、頑張ることができます。

フリーランスはやめとけ:向いている人
では、僕が思うフリーランスに向いている人について書いていきます。
スキルのあるなしということはそこまで重要ではありません。
ひたすら学べる人
スキルがそこまで重要ではないといったのはこれが理由です。
なぜなら僕は一切その業界のスキルがないのに会社を辞めてフリーランスになったからです。
僕はある動画がきっかけで映像制作の虜になりました。
すぐに仕事を辞めてそこから1ヶ月間、オンライン講座で最低限のスキルをつけて案件をこなす中で成長してきました。
とにかく自分のためにがむしゃらに学べる人はフリーランスに向いています。
Youtube見たりNetflix見てダラダラするのが好きな人は会社員でいた方がいいと思います。
将来のビジョンがしっかりとある人
フリーランスといっても働き方は様々です。
動画編集者としてひたすら案件をこなしていくのもいいですが、一生下請けでいるのも限界があります。
商流をどんどん登っていくというビジョンが大切です。
ただ目の前の案件をこなしていくだけでは、仕事を与えられる会社員と同じです。
「自分がやりたい仕事を獲得するためにはどのような経験が必要なのか」、「今やっている作業は将来のために必要なのか」を常に考えて行動できる人は成功できます。
長期的な将来のビジョンから逆算して今の行動を選択できる能力が重要になってきます。
ポジティブな人
とにかくポジティブな人は向いてます。笑
仕事取れない→スキルが足りないことに気付けた!
案件が終わらない→仕事あるだけ最高!
休みがない→その分稼げる!
こんな感じに物事を全て+に持っていける人は大丈夫です。
会社なら落ち込んでいても上司、同僚が解決策を提示してくれますが、フリーランスは悩んでいる暇などありません。
とにかくポジティブに行動していくのみです。
フリーランスはやめとけ:まとめ
いかがでしたでしょうか。
これからフリーランスになろうとしている方の手助けができたら幸いです。
結論は、悩んでるなら一回独立してみれば?ということです。
僕みたいに意外に頑張れるかもしれないですし、向いていなければまた就職すればいいだけです。
一度挑戦してみたということは大きな経験になりますし、それは決して失敗ではありません。
何事も行動あるのみだと思います。
あなたの成功を祈っています。
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