
そんな疑問を解決いたします。
この記事では、動画編集に最低限必要なスペックを説明した上でおすすめのiMacを紹介します。
PCを選ぶ上でMacにするかWindowsにするかは永遠の課題です。
結論は、仕事道具に妥協したくない人はMac、価格を重視する人はWindowsを選べば良いと思います。
ノートPCの選び方についてはこちらを参照してください!
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動画編集に必要なPCスペックは?【 初心者ガイド 】
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この記事の信頼性
【 動画編集用 】iMacのスペックの選び方
動画編集を行うには最低限のPCスペックが必要です。
このスペックが備わっていないと編集ソフトを立ち上げただけで動作が鈍くなり、最悪電源が落ちてしまうことがあります。
このスペックを妥協するとそもそも動画編集作業の効率性が下がり、返ってコスパが悪くなります。
スペックについてみる点は、「CPUの性能」「メモリ要領」「GPU性能」「ストレージ容量」です。
CPU
CPUとは、人間の脳にあたる部分です。
この性能が高いほど、高度な作業ができます。
動画編集は一般的に高度な作業に分類されるので、このCPUが最も大切な部分です。
CPUの性能が低いと、編集作業がカクつき最悪電源が落ちてしまいます。
CPU性能については妥協するべきではないです。
動画編集者の方でCPUの性能を妥協している人は見たことがありません。
最低でもCore i5、後々4K動画も編集することを考慮し、Core i9以上を選択しておくと困ることはありません。
メモリ
メモリとは、CPUが処理したデータを一時的に保存するところです。
このメモリが低いと、編集ソフトがフリーズしたり、アニメーションなどの高度な編集がそもそもできません。
メモリについては動画編集をする方の用途に応じて選択する必要があります。
参考
- 8GB :簡単なHD動画の編集
- 16GB:複雑なフルHD動画の編集 最低限の4K動画の編集
- 32GB:4K動画の編集 最低限3DCG(3D映像)の編集
- 64GB:すべての需要に対応
GPU
GPUとは、3Dグラフィックスなどの画像描写のために使われる、パソコンやサーバーのもう1つの優秀な頭脳のことです。
画像・映像処理が中心となる動画編集において、GPUはパソコンにはなくてはならない部品です。
パソコンを使用する上で、マウスを使いファイルを移動させるなどの基本的な動作から、3Dグラフィックのように立体感のある映像を処理したり、情報をグラフィックとして伝達するのがGPUの役割です。
ストレージ容量
まずSSDかHDDかですが、SSDはHDDよりも、書き込みと読み込みが早いストレージです。
動画の容量は大きいので、ストレージについては気をつけないと、すぐに容量がいっぱいになってPCが非常に重くなり作業が滞ります。
しかしこのストレージ容量のカスタムは一番値段が高いので、足りない部分については外付けSSDで対応するのがコスパ最強です。
【 動画編集用 】iMacのスペックの選び方:おすすめのiMacを紹介
ディスプレイ | 27インチ(対角)Retina 5Kディスプレイ 5,120 x 2,880ピクセル、十億色対応 500ニトの輝度 、広色域(P3) |
CPU | Intel Xeon W 3.2GHz(8コア) |
GPU | Radeon Pro Vega 56(8GB HBM) |
RAM | 32GB 2,666MHz DDR4 ECC (64GB/128GB) ユーザー交換不可 |
ストレージ | 1TB SSD(3GB/s) |
オーディオ | 強化されたステレオスピーカー、4つのマイクロフォン、3.5mmヘッドフォンジャック |
USB | USB-A x 4 USB-C(Thunderbolt 3)x 4 |
サイズ | 51.6 x 65.0 x 20.3cm、9.7 kg |
キーボード | スペースグレイ Magic Keyboard |
マウスとトラックパッド | スペースグレイ Magic Mouse 2 or Magic Trackpad 2 |
はい、控えめに言っても最強です。
Apple製PCのハイエンドモデル、iMac Proです。
Intel XeonプロセッサというCoreプロセッサよりも性能が圧倒的に高いCPUとなっています。
このプロセッサはスーパーコンピューターにも搭載されているので、そのスペックの高さは別格です。
ディスプレイはApple社の最高傑作Retinaディスプレイで、10億色に対応していてどんなに画面を近づけてもピクセルが見えることはありません。
メモリは32GBから選択可能で、ユーザーの交換負荷となっているので、ここは後々後悔しないように慎重に選びましょう。
動画編集において全てのタスクをサクサクこなすことができます。
こいつがあれば映像制作で困ることはないでしょう。
ディスプレイ | 27インチ(対角)Retina 5Kディスプレイ 5,120 x 2,880ピクセル、十億色対応 500ニトの輝度 、広色域(P3) |
CPU | 3.0GHz 6コア Intel Core i5または 3.1GHz 6コアIntel Core i5 または 3.7GHz 6コアIntel Core i5 |
GPU | Radeon Pro 570X(4GB) |
RAM | 8GB 2,666MHz DDR4 |
ストレージ | 1TB Fusion Drive |
オーディオ | 4つのマイクロフォン、3.5mmヘッドフォンジャック |
USB | USB-A x 4 USB-C(Thunderbolt 3)x 4 |
サイズ | 51.6 x 65.0 x 20.3cm、9.42kg |
キーボード | Magic Keyboard |
マウスとトラックパッド | Magic Mouse 2 or Magic Trackpad 2 |
少し妥協する方にはiMacですが、動画編集を行う上での最低限のスペックは揃っています。
ディスプレイについてはiMac Proと全く同じ。
CPUとGPUについては本当に動画編集を行うのに最低レベルで、おそらく高度な編集になってくるともたついてきます。
趣味での動画編集を考えている方はiMac Proは完全にオーバースペックなので、こちらを選びましょう。
MacBookにモニター併用という選択肢
特にデスクトップでなくても良い方はMacBookであれば携帯性も抜群で、どこでも作業をすることができます。
ディスプレイ | LEDバックライトRetinaディスプレイ
3,072x 1,920ピクセル標準解像度、226ppi、数百万色以上対応 |
CPU | 第9世代の2.6GHz 6コアIntel Core i7プロセッサまたは第9世代の2.3GHz 8コアIntel Core i9プロセッサ |
GPU | AMD Radeon Pro 5500(4GB GDDR6とグラフィックス自動切替機能を搭載)、Intel UHD Graphics 630 |
メモリ | 16〜64GB |
ストレージ | 1TB SSD |
オーディオ | 強化されたステレオスピーカー、3.5mmヘッドフォンジャック |
USB | USB-C(Thunderbolt 3)x 4 |
サイズ | 1.62 x 35.79 x 24.59cm、2.0kg |
キーボード | Magic Keyboard |
カラー | シルバーorスペースグレイ |
僕が今メインで使用しているMacBook Pro 16インチです。
2019年に発売したモデルで、以前は13インチのMacBook Proを使用していたのですが、ディスプレイの大きさ、キーボードに不満を感じていたので買い換えました。
本当に買ってよかったです。
僕の場合は外で作業することが多いので、ノートパソコンの方が都合が良いです。
スペックも十分で非常にサクサク動いてくれますし、16インチはノートパソコンの中では大きい部類ですが、薄さや重さはさすがAppleといった感じで携帯性にも優れています。
MacBookとモニターを併用すると結構コスパ最強です。
僕も家で作業する際は大きめのモニターを併用しています。
大きなモニターがあるだけで目にも優しいですし、より細かなチェック、多くのタスクを同時に進めることができます。
最近は4Kのモニターでも安くなってきたので、なるべく大き目で解像度の高いものを用意しておくと良いと思います。
僕が導入しているモニターです。
豊富な調節機能を搭載しているのが特徴の、24インチモニターです。
前・後・左・右の角度はもちろん高さ調節も行え、デスクの高さや個人の体格に応じて、見やすい位置や角度に合わせられるので便利です。
HDMIポートも搭載しているので、Windowsパソコンやゲーム機など多様な機器で使用できます。
4Kモニターなのでとにかく映りが綺麗!編集の細かな調整にも非常に重宝しています。
僕が上記のモニターと最後まで悩んだモニターがこちらです。
フルHD表示が可能な27インチ液晶パネルを搭載したモニター。
ノングレアタイプなので周囲の光が映り込みにくく、パソコン作業に集中しやすいのが特徴です。
壁面に固定したりモニターアームに取り付けたりと、使用環境に応じた最適な設置方法が選べるので重宝します。
僕は4K動画の編集も行うので4K対応しているモニターを選びましたが、その他の用途であればこちらで十分かもしれません。