猛威をふるうコロナウイルス の影響は世界経済だけでなく、日本にも多大な影響を与えています。
今回問題になっているのは、マスクやトイレットペーパーの買い占め騒動です。
日本人の情報リテラシーの低さが問題になっています。
はっきり言います。情報リテラシーの低い人間は圧倒的に損をしています。
トイレットペーパーの供給状況はほぼ変わっていないのにテレビ等の情報に踊らされてしまう。
デマを流す人間が一番愚かですが、その情報に踊らされている人も同様に愚か者です。
トイレットペーパーを買うために長蛇の列に並び貴重な時間を無駄にし、感染リスクも上げてしまう。
この記事では、今回の騒動でわかった情報リテラシーの大切さと、情報リテラシーが低い人がどれだけ損をしているのか、具体例を交えて書いていきます。
ネットでなんでも調べられる時代になりました。
しっかりと情報を取捨選択し、損をしないように生きていきましょう。
目次
情報リテラシーとは
情報リテラシーとは
情報リテラシー(じょうほうリテラシー、information literacy)とは、情報 (information)と識字 (literacy) を合わせた言葉で、情報を自己の目的に適合するように使用できる能力のことである。「情報活用能力」や「情報活用力」、「情報を使いこなす力」とも表現する。したがって情報リテラシーとは、情報を主体的に選択、収集、活用、編集、発信する能力と同時に、情報機器を使って論理的に考える能力が含まれている。”情報=IT”との連想やインターネットの利用時において情報リテラシーが要求される等の理由から、しばしばコンピューターリテラシーと混同される。しかし、以下に定義されるように、本来必ずしもコンピュータと直結するものではない。
つまり世に出回っている情報をしっかりと判断して、正しい情報のみ自分に取り入れる力です。
この情報リテラシーが低いと、今回のようにテレビやSNSの情報に踊らされ、自分で考えようともせず、すぐに行動に走ってしまいます。
情報リテラシーの低い人が取りがちな行動
テレビの情報を真に受ける
今回の騒動もそうですよね。
テレビやSNSが

と触れ回り、パニックに陥る。
この人たちの中には、トイレットペーパーの供給不足についてデマだとわかっていても、

と利己心が働き買い出しに走ってしまうんですね。
ここで一度立ち止まり、その情報の真否や重要性を自分の頭で考えて行動しないと、一生損をし続ける人生になります。
たかがトイレットペーパーですが、
一度自分の頭で考え、しっかりと調べてから行動することが大事
ここで気をつけなければいけないのは、テレビや政府は平気で嘘をつくということです。
ネットが普及する前は、情報はテレビでしか得ることができなかったですが、今はネットでいくらでも調べることができます。
しっかり調べてから行動を起こしましょう。
宝くじを買う
日本人は宝くじが大好きです。
年末になると宝くじ売り場に長蛇の列ができるのは、もはや風物詩となっています。
しかしここで質問です。
宝くじの還元率、ご存知ですか?
宝くじの還元率は50%未満にするように法律で決められています。
これはどういうことか?
宝くじを買った瞬間にあなたは半分以上損をしているということです。
100万円分宝くじを買ったら50万円以上ドブに捨てています。ドブというか税金になっています。
なぜテレビや新聞であれだけの広告費をかけて宣伝するのか
なぜ政府は還元率を法律で決めているのか
少し考えればわかりますよね。答えは税収のためです。
宝くじは「愚者の税金」と揶揄されることが多いですが、本当にその通りですね。
消費税増税に反対していた国民の大半が、宝くじで大量の税金を納めている。
非常に滑稽ですね。
これも情報リテラシーの低さが引き起こす悲劇です。
銀行にお金を預ける、リボ払い、銀行で投資
日本では「お金」について学校で教えてくれません。
テレビや政府は

と触れ回ります。
なので日本人の大半は無意識にお金を銀行に預けています。
ここでの問題は銀行の利率についてですが、大手銀行各社は0.01%です。
これはどういうことなのかというと、100万円を1年間預けて得られる金額は、たったの100円ということです。
しかし大半の人はATMや他社への振り込みをするので、銀行にお金を預けるとなぜか手数料によって金額が減るということになります。
なぜこのような洗脳とも言われることが起きているのか。
それは、
政府は銀行から借金をしているので銀行にお金がなくてはいけない
日本人にお金持ちになって欲しくない
ということです。
国民の貯蓄を増やし、そこからお金を使うことで政府は成り立っているからです。
また、国民がお金持ちになってしまうとコントロールができなくなるからです。
なので、銀行で貯蓄させようとし、聞こえの良いリボ払いという借金を増やす制度を宣伝しているのですね。
お金を安全に貯蓄したり、増やしたりしたいのであれば投資を行い、複利で増やしていくのが一番です。

という方には、投資信託があります。
投資信託とは
投資信託とは(ファンド)とは、「投資家から集めたお金を一つの大きな資金にまとめ、運用の専門家が株式や債権等に投資、運用する商品」
つまり、専門家にお金を預け、運用してもらうことです。
もちろん元本保証ではないので、間違いなく得をするわけではないですが、銀行にお金を眠らせているより、よっぽど有意義な資産形成ができます。
ここで注意しなくてはいけないのですが、手数料についてです。
投資を行ってくれる会社に払う仲介手数料ですが、銀行が圧倒的に高いです。
お金のことは銀行に相談する。
という間違った考えが日本人にはあるので、この投資についても銀行で行おうとしてしまいます。
しかし、銀行はリターンに見合わない高い手数料を設定してきます。
銀行には投資をすすめる営業マンがいますので、彼らの給料も手数料として支払うことになります。
もちろん銀行も利益を求める会社なので、手数料が高く、リターンの少ない商品を勧めてきます。
注意ポイント
お金を増やしたいなら銀行には近づかない
ことが大事です。
投資信託を行う際に、証券会社を選ぶポイントは
証券会社の選び方
- 手数料が安い
- 商品ラインナップが多い
このことを加味して、証券会社を何個かリストアップしましたので参考にしてください。
参考
大手携帯会社のキャリアを使う
携帯電話の月額料金を押さえたい人で、大手キャリア「softbank」「au」「docomo」を利用している人はとても損をしています。
大手キャリアについて
- データ通信で高画質動画や大容量オンラインゲームを楽しみたい人
- スタッフと対面でサポートを受けたい人
- ビジネス等で長い通話を頻繁にする人
- データ通信を毎月50GB程度使う人
この目的がない人は今すぐに格安SIMに乗り換えるべきです。
大手キャリアの企業はCM等に莫大な広告費をかけています。
もちろんその広告費はみなさんの携帯料金に上乗せされています。
格安SIMに変更すれば、携帯料金は圧倒的に安くなります。
「CMで宣伝している企業は有名だし安心」という考え方は危険です。
その広告費は一体どこから支払われるのかを考えなければいけません。

と思う方も多いと思いますが、通信回線のみ大手キャリアから借りるスタイルの会社が多いので、大して問題になりません。
僕もsoftbankから格安SIMに乗り換えましたが、データ通信や電話の際にストレスを感じたことは一度もありません。
携帯料金も約3分の1になりました。
ここではおすすめの格安SIM会社をピックアップしますので参考にしてください。
参考
35年ローンを組み家を買う
終身雇用の崩壊や、今回のようなコロナウイルス による景気後退により、いつ仕事を失ってもおかしくない時代になっています。
また、少子高齢化によって日本の人口は減少しているので、将来的には空き家が増えるとも言われています。
この時代に「資産」として家や土地を購入するのは間違った選択だと思います。
「資産としてではなく、マイホームを持つことが自分の幸せにつながる」と考えている人もたくさんいます。
幸せの感じ方は人それぞれですので、決して家を買うこと自体を否定する気はありません。
しかしローンを組むということはリスクが高すぎると思います。
AIの発展や5Gの登場で、テクノロジーは物凄い勢いで発展しています。
新たな職業も増えるでしょうし、今ある当たり前の職業がなくなることがあるでしょう。
このような変化の大きい時代に、「35年先も今のようにお金を払い続けられる」と考えるのはとても危険なことだと思います。
今回のコロナウイルスの影響で、観光、サービス、飲食、アパレル等の業界が大打撃を受けています。
この影響から今月のローンの返済ができなくなってしまった人のニュースも見ました。
当然のことながらローンには手数料が存在します。
注意ポイント 家の代金と同時にローン会社の社員の給料を35年間手数料として払い続けることになる
こういった事実をしっかりと認識し、最良な判断をしましょう。
マイホームを持つことが幸せ、とメディアに洗脳されているかもしれません。
あなたの幸せをもう一度考えていることをおすすめします。
まとめ:情報リテラシーを高めるためには
テレビや新聞では教えてくれないことが、世の中には溢れています。
ネットでしっかりと信憑性のある情報を取捨選択したり、本を読んで勉強することが大事です。
大して調べようともせずに情報に踊らされることで、たくさんの損をしてしまいます。
日々学び続けましょう。
何が正しくて何が間違っているのかを常に考え続けるのが、これからの時代を生き抜いていくために必要になります。
本当に今は激動の時代です。過去の概念は通用しません。
この変化に対応していくために、日々学び続けましょう。