
そんな疑問を解決します。
映像クリエイターとは、映像を制作する全ての人のことを指します。
5Gの導入で映像コンテンツというものの重要性が最重視され、映像クリエイターへの需要が増しています。
この記事では、映像クリエイターの仕事内容、未経験からなる方法、やりがいについて紹介いたします。
この記事の信頼性
目次
映像クリエイターになるには:仕事内容
映像クリエイターの仕事内容は大きく2つに分ける事ができます。
現場を取り仕切るプロデューサーやディレクターなどの「制作系」とカメラマンや編集者、音声などの「技術系」に分かれます。
以下で詳しく解説します。
制作系
プロデューサー
プロデューサーといえばテレビ業界が有名ですが、映像制作のプロセス全体の指揮をとる立場です。
制作する映像の企画を立て、スポンサーと交渉をし、スケジュールや予算の管理などを行います。
プロデューサーには営業力も求められ、スポンサーや提携企業などへの提案も主な仕事になります。
実際に映像をつくるというよりも、これからつくる映像全体の大枠を整えるのがプロデューサーの仕事です。
ディレクター
プロデューサーが立てた大枠の企画をもとにカメラマンなどの技術系のスタッフや出演者となるモデルなどを手配する人です。
大枠の企画から詳細な構成を練り台本を作成し、現場での映像制作を統括します。
アシスタントディレクターを付け、ロケ地の確保や現場で仕事する全ての人に指示を出します。
映像制作にがっつり関わる仕事をする人です。
技術系
カメラマン
その名の通り、映像を撮影する人です。
撮影に使うカメラの知識に精通し、映像制作の中心となる撮影を行います。
編集オペレーター
撮影された映像を編集する人です。
不要な部分のカット編集やテロップ入れなど、シーンに応じた動画編集を行います。
テレビ番組でも編集が命と言われ、動画編集ソフトを使いこなし、人を飽きさせないような高度な編集スキルが求められます。
音声
撮影中に音声を録音する録音技師や、映像にナレーションや効果音・BGMなどの音を加える音響効果に携わる人たちです。
編集オペレーターがこの業務を兼ねることも多いですが、音声のみに特化している音声のプロも存在します。
音というものは聴覚に訴える部分なので、人の心を動かす映像をつくるにはこの音声の業務が非常に重要になってきます。
CGクリエイター
イラストやアニメーション、ゲームなどに使われる画像をCG(コンピュータグラフィックス)を用いて作成する職種です。
ハリウッド映画をイメージすると分かりやすいと思います。
基本動画のソフトはAdobe Premiere ProやAfterEffectsなどの編集ソフトを用いますが、CGクリエイターの場合にはCG制作専用のソフトを用いることも多いです。
一つに特化はもう古い?
映像クリエイターの業務を簡単に紹介しましたが、これはあくまで業務内容を分けた場合です。
テレビ業界では専門スタッフの分業性が普通ですが、一般の映像業界は一人が制作系、技術系の垣根を超えて業務をこなすことも珍しくありません。
ひと昔まえは、カメラなどの撮影機材も非常に大きく、編集ソフトも高性能PCでしか扱えませんでした。
しかし今は、カメラ、マイク、PCをリュックに入れて撮影に行くことも可能ですし、撮影技術、編集技術がある人は現場でディレクションをする事が可能です。
一つのスキルに特化するというより、多くのスキルを体系的に覚えて、多くの需要に柔軟に対応できる能力が求められている傾向があります。
一つのスキルに特化するのであれば、相当突き抜けないと生き残っていくのは難しいです。
映像クリエイターになるには:働き方のタイプ
では、未経験から映像クリエイターとして活躍していく方法について紹介します。
映像制作会社に就職
映像クリエイターになるための方法の1つが、テレビ局や映像制作会社に入社して会社員として働く方法です。
大手の映像制作会社であれば、大規模な企画の映像制作に関わることもでき、機材も最新鋭のものを使うことができるため、映像クリエイターとしてのスキルを伸ばしていく事が可能です。
しかし映像制作業界はテレビ業界のように多忙をを極め、昼夜問わず働き詰めになるという悪しき風習がいまだに残っています。
自分の映像制作スキルを伸ばしていくという点では一番手っ取り早く、多くの仕事に揉まれつつも成長していく事が可能です。
求人についてはたくさん見つけることができるので、どのような会社があるのかマイナビAGENT等で一度調べてみることをおすすめします。
企業の映像クリエイターとして働く
事業のコンテンツ作りに「動画」を取り入れる企業が非常に増えています。
営業や宣伝のためのPR動画や、社員のための教育動画やインタビュー動画など、一回作ったら消えることのない「動画」で業務効率をアップさせる事が可能です。
動画サービスがメインの会社ではなくても、社内の動画コンテンツを制作する映像クリエイターとして勤務するという方法です。
映像制作会社ほど納期に追われる事はないですが、自分がつくりたい映像がつくりづらいというデメリットはあります。
フリーランス
映像クリエイターにはフリーランスとして活躍する人もいます。
しかし、仕事をもらうためには、ある程度の実績を積んでいることが求められ、その実績が映像制作会社などの目に留まって仕事を依頼されることが多いようです。
しかしそれは少し過去の話。
現在は個人で発信できるSNSが発達しYouTubeなどで制作した動画をシェアする事で自分の実績を簡単に公開する事が可能です。
仕事を待つのではなく自分で考えて行動していける力のある人は、安定して仕事を得る事は十分可能です。
個人で仕事を受注するので、映像制作にかかる多くのスキルを身につけなければいけませんが、フリーのクリエイター同士で協力して一つの映像をつくり上げるケースもあります。
企業から仕事を受けるための人脈とともに映像クリエイターとの横のつながりを作っておく事で、自分に足りない部分を補い合い、フリーランス同士で仕事を回すことも可能です。
フリーランスに向けた案件紹介システムも多数あり、僕も下記のサイトで月に何件か安定して案件を受注しています。
フリーランスエンジニアに安定稼働案件を豊富に紹介【Freeto】
僕が全くの初心者からフリーランス映像クリエイターになった勉強方法については以下の記事を参照してください。
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映像制作を独学で学ぶ【 全くの初心者の僕が仕事を得た方法 】
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副業
映像制作の仕事の中でも、「動画編集」を副業で行う人も増えています。
この動画編集は主にYouTube用の動画を編集することを指し、映像制作業界でも一番参入障壁が低く、編集スキルもそこまで求められません。
僕もYouTubeの動画の編集から自分のキャリアをスタートしましたが、映像制作の基本を学ぶにはおすすめで、同時に小金を稼ぐ事が可能です。
YouTubeの編集スキルを身につけるには、オンライン講座のMovie Hacksが最適で、2週間ほどで実際に案件をこなすスキルを身につける事ができます。
>>さらに詳細なYouTube編集の勉強方法、必要なものについてはこちら
映像クリエイターになるには:やりがい・必要なスキル
やりがい
映像クリエイターの仕事は被写体となるモデルを撮影したり、ひたすらその映像を編集したりと裏方の作業が多いです。
一つの映像をつくり上げるのに相当な労力がかかっています。
たった5分の映像に何人もの人が関わり制作されていることも珍しくないですが、それは中々視聴者には伝わりづらいところです。
しかし映像制作の最大の魅力はやはり、直接的に「人の心を動かすクリエイティブをつくることができる」というところです。
人の記憶に残るような映像をつくり上げたときの喜びは、今までの作業の苦しみを吹き呼ばすパワーがあります。
また、ウエディングムービーなどのその人の一生に関わる仕事にも携わる事ができ、仕事上で相手に喜んでもらう事ができるというのが一番のやりがいです。
必要なスキル
映像制作のどの部分に自分が関わりたいかによって必要なスキルは変わってきますが、下記のスキルの基本的な知識は持ち合わせる必要があります。
技術系スキル
- Adobe After Effects、Adobe Premiere Proなどを用いた映像編集スキル(編集者)
- カメラを用いた撮影スキル(カメラマン)
- 音声や照明などの技術系スキル(音声・照明など)
- Mayaや3ds maxを用いたCG制作技術(CGクリエイター)
制作系スキル
- 顧客のニーズを吸い上げて、企画を組み上げる能力
- 届けたいユーザーに響く映像を考える企画力
- クリエイター同士やクライアントとのスケジュール調整を行う能力
- 映像納品後、視聴者の反応から再度検証し改善する能力
- 動画市場を研究するマーケティング能力
- 予算、組織体制も含むマネジメント能力
書き出してみるとハードルが高そうですが、映像をただつくれるだけでは自分本位の動画になってしまいます。
クライアントが求めているものを引き出すコミュニケーション能力や、ターゲットをリサーチするマーケティング力も持ち合わせておくとより希少性の高い映像クリエイターのなる事ができます。
映像クリエイターになるには:まとめ
いかがでしたでしょうか。
未経験から映像クリエイターになる方法について紹介しました。
その道のりは簡単ではないですが、映像が好きな人にとってはこんなに楽しい仕事はありません。
あなたの力強い一歩の手助けになれたら幸いです。
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