
そんな疑問を解決したします。
この記事の内容
- 動画編集を行う際のパソコンの最低スペック
- おすすめ家庭向け動画編集ソフトについて
- 基本的な動画編集の流れ
みなさんも今までにスマホやカメラで動画を撮ったのはいいものの、そのままほったらかしになっている事が多いと思います。
この記事では、初心者でも簡単に動画を編集する方法をご紹介いたします。
この記事の信頼性
僕はフリーランス動画編集者として生計を立てています。今回は初心者の方でも動画編集ができるよう、初心者目線で動画編集についてご説明いたします。
目次
【 動画編集 】パソコンでのやり方について:パソコンに必要なスペック
動画編集をパソコンで行う場合、最低限のパソコンのスペックを確保しなければなりません。
パソコンのスペックが低いと、編集時にパソコンがカクつき最悪電源が落ちて動画データが消失するという可能性もあります。
動画編集を行うにはある程度の初期投資が必要になることは理解しましょう。
では、重視すべきスペックについて説明します。
CPU
CPUとは、人間の脳にあたる部分です。
この性能が高いほど、高度な作業ができます。
動画編集は一般的に高度な作業に分類されるので、このCPUが最も大切な部分です。
CPU性能については妥協するべきではないです。
有名なCPUメーカーである「インテル」を例に挙げると、最低でもCore i5、できればCore i7以上です。
現在は一眼レフやミラーレスカメラで、鮮やかな4K動画を撮る事が可能ですが、4K動画を編集するのであればCore i9のパソコンを選べば不自由なく作業する事ができます。
メモリ
メモリとは、CPUが処理したデータを一時的に保存するところです。
メモリについては動画編集をする方の用途に応じて選択する必要があります。
参考
- 8GB : 簡単なフルHD動画の編集
- 16GB:複雑なフルHD動画の編集 最低限の4K動画の編集
- 32GB:4K動画の編集 最低限の3DCG(3D映像)の編集
- 64GB:すべての需要に対応
動画編集に使う場合は、最低でも8GB以上を選びましょう。
ストレージ容量
SSDとHDDがありますが、SSDはHDDよりも、書き込みと読み込みが早いストレージです。
動画編集を今後していくのであれば、ストレージ容量は重視すべき点ですが(動画のデータサイズはめちゃでかい)、足りない部分については外付けSSD(HDD)で対応する事ができます。
画面サイズ
動画編集を行う際は、画面サイズが大きい方が絶対に良いです。
最低でも13インチ以上のものを選びましょう。
おすすめなPC
僕が使用しているパソコンはMacBook Pro 16インチです。
動画編集者には超おすすめするパソコンなのですが、(MacBook Pro解説ページはコチラ)
少々値段が張るので、初心者の方におすすめする最低限のスペックを持ったコスパの良いパソコンを紹介いたします。
- CPU:Core i7-8565U
- メモリ: 16GB
- ストレージ:SSD: 512GB(M.2 NVMe)
- 液晶パネル: 15.6インチ
- CPU: Core i7 9750H
- メモリー:16GB DDR4 2666MHz(2x8GB)
- ストレージ:SSD: 512GB(M.2 NVMe)
- 液晶パネル: 15.6インチ
- CPU:Core i7-8750H
- メモリ: 8GB
- ストレージ:HDD: 1TB+SSD:128GB
- 液晶パネル: 15.6インチ
【 動画編集 】パソコンでのやり方について:動画編集ソフト
動画編集を行うには、当然ですが動画編集ソフトが必要になります。
この記事では、家庭向け、趣味で編集を行う方に向けておすすめの動画編集ソフトを紹介いたします。
Macの方
iMovie
Macに標準搭載されている無料で使える動画編集ソフトです。
動画を切り貼りしたり、字幕やBGMを付けたり、簡単にオリジナルの動画を作ることができます。
簡単な動画編集でしたらiMovieで十分可能です。
FinalCutPro X
Apple製の初心者から上級者まで使える動画編集ソフトです。
iMovieの上位版で、高度な動画編集をする事ができます。
ビジネスで使用している方も多く、Mac専用なので互換性も抜群です。
価格は36,800円(税込)です。
Windowsの方
Power Directer
国産の動画編集ソフトです。
国内販売シェア5年連続No.1の優秀なソフトで、他のソフトに比べて軽くて扱いやすいのが特徴。
直感的な操作で、初心者でも見栄えの良い作品を作ることができます。
専用マニュアルも非常にわかりやすいです。(他のソフトは海外製なので翻訳されていても難解な事が多い)
4K動画にも対応し、DVDに出力も可能なので、上級者にもおすすめです。
ワンタッチカラー補正やデスクトップ録画機能など、便利な機能が多数備わっています。
価格はAmazonプライム価格で12,464円(税込)です。
この価格帯でここまでできるソフトは他にあまりないですね。
Mac、Windowsに対応
Fimora9
初心者〜中級者向けの動画編集ソフトで、基本的な動画編集に加えて既存のエフェクトの数も多く、これから始める方にはぴったりのソフトです。
初心者の方への使いやすさを追求した直感的な編集画面で、複雑な機能をあえて少なくし基本的な動画編集を簡単にできるように考えられたソフトです。
価格は永久ライセンスが8,980円(税込)で、年間プランが6,980円(税込)です。
価格もそこまで変わらないので、永久ライセンスで購入したほうがいいです。
Fimora9×Wedding
「Fimora9×Wedding」とは結婚情報誌「ゼクシィ」にも取り上げられた、結婚式用ムービーを作るのに最適な動画編集ソフトです。
Fimora9の基本機能に加えて、販売元のWondershareが提供する結婚式用ムービーに使える「ウエディングパック」というタイトルやエフェクトのテンプレートが使用できます。
価格は永久ライセンスが11,220円(税込)、年間プランが9,220円(税込)です。
Fimoraについて詳しくは、以下の記事で紹介しています。
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動画編集ソフトFimoraについて【 動画編集者が解説します 】
続きを見る
さらなる高みを目指す方
今後動画編集を極めていきたい、副業にしたいという方は上記のソフトでは物足りなくなります。
最初から下記のソフトで学習を開始すれば、優秀な動画クリエイターに最短でなる事ができます。
Adobe Premiere Pro(プレミア)
プレミアはAdobeが提供する動画編集ソフトです。
Adobeソフトといえば、プロクリエイター御用達のソフトです。
映像制作で活躍するプレミアプロですが、プロ動画クリエイターから有名YouTuber、多くの動画編集者が使用している動画編集ソフトです。
プレミア単体で使うのではなく、「Adobe CC コンプリートプラン」で他のソフトと組み合わせることであらゆる動画編集の需要に対応することが可能になります。
Adobe CC コンプリートプランとは
クリエイティブな業種に利用されているソフトが使い放題のAdobe Creative Cloudコンプリートプラン。
こちらのプランは月額6,248円(税込)で、画像加工やサムネイル作りに最適なPhotoshop、映像に特殊効果やアニメーションを加えるAfter Efectsに加え、合計30種類以上のソフトを使うことができます。
学生や教員の方は65%オフの学割価格が適用されるので、月額2,178円(税込)になります。
プレミアは他のソフトと連携することでさらに効力を発揮するので、コンプリートプランで使用することを強くおすすめします。
さらに詳しい内容については、以下の記事で紹介しています。
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編集ソフト・プレミアについて【 ビジネスならこれの一択 】
続きを見る
基本的な動画編集のパソコンでのやり方
動画編集の簡単な流れ
- 動画をパソコンに取り込む
- 動画を編集ソフトに取り込む
- 動画(素材)をカットして並べる
- BGMやテロップ等の装飾を付ける
- ファイルに書き出す
どの編集ソフトを選んでも動画編集の基本的な流れは同じです。
それぞれの編集ソフトのやり方に沿って行っていくのですが、上記の初心者用ソフトであればすぐに使いこなす事ができます。
初心者の方におすすめなすることは、YouTubeでイメージする完成形動画を参考にしてから編集を始めることです。
ノープランで編集を開始すると非常に時間がかかるので、最初はYoutube動画をマネしてみるという気持ちで動画を作ってみましょう。
まとめ:動画編集を楽しもう!
現代は昔に比べて、綺麗な映像を撮れる安価なカメラやGoPro等のアクションカメラ、ドローンと様々な動画を撮ることのできるガジェットが続々登場しています。
せっかく撮った映像はカッコよく編集して一生の思い出にしたいですね。
編集ソフトも家庭向けや趣味向けのものもたくさん出てきて、以前に比べてコストも確実に下がっています。
ぜひ動画編集というスキルをつけましょう!
まずは実際に作業してみて、ソフトにいち早く慣れ、どんどんできる編集スキルを増やしていきましょう。