
そんな疑問を解決したします。
この記事の内容
- Youtube編集での作業を効率化するコツ
- 編集開始から完成までの流れ
動画編集初心者の方はYoutubeの編集を行き当たりばったりで行ってしまうことで、膨大な時間がかかってしまいます。(僕もそうでした。)
編集開始から動画完成までの流れをしっかり決めることで作業を効率化し、編集スピードを格段に上げることができます。
この記事では、僕が実際に行っている編集の流れ、時短術をいくつか紹介いたします。
僕の編集ソフトについてはプレミアプロですが、どの編集ソフトでも応用できる方法をご紹介します。
この記事の信頼性
僕はフリーランス動画編集者として生計を立てています。Youtubeチャンネルを4つ担当し、企業用PR動画の撮影なんかも行っています。仕事で実際に使っているテクニックを紹介いたします
目次
YouTube動画編集のコツ:編集の流れ
動画編集初心者の方は、動画編集の流れが毎回バラバラで、毎回違う作業から始めるので取りこぼしたものを再度編集するのに倍の時間がかかってしまいます。
ここでは、僕が実際に行っている動画編集の流れを紹介します。
僕の編集の流れ
- 初案件の場合、過去動画を研究し動画の流れを把握する
- 動画素材読み込み
- 自分の画像素材、SE、BGM素材の読み込み
- 音量調整、色調補正
- カット
- テロップ入れ
- テロップに応じたテロップ色変更、テロップアニメーション、SE、画像の挿入
- BGMの挿入
- 吹きだしテロップ、チャンネルロゴ等の挿入
- もう一周して最終チェック
- 完成
お使いの動画編集ソフトによっては3番が6番の後にきても問題ないと思います。
どのようなジャンル(エンタメ系、ビジネス系)でもこの作業の流れは共通です。
順番を決めないで最初からいろいろな事を同時に編集していくと、何回も同じところに戻ってきたりと多くの時間を無駄にしてしまいます。
では事項からなぜこの流れで編集するのか、それぞれの工程での時短術を紹介いたします。
YouTube動画編集のコツ:時短術
ここでは、前項で紹介した編集の流れにする狙い、それぞれの工程での作業を効率化させる方法について詳しく述べていきます。
過去動画を研究し、動画の流れを把握する
実際に依頼を受けている動画編集で、初めて行うチャンネルだったら過去動画を3本は見ましょう。
- 画のテンポ、どれくらい細かくカットしているか
- 画面をアップしているタイミング
- テロップの量や色、位置、場面による大きさの違い
- 使っている音楽、効果音のタイミング
これらのことを先に把握しておかないと、納品しても大量の修正が起き、作業をやり直さなくてはいけません。
初案件の動画の場合はまずは過去動画の完コピ動画を作成するという気持ちでやりましょう。

クライアントは最低でも過去動画のクオリティを求めているということをまず理解してください。
あなたがこっちの方が良いと思って行った編集がクライアントの求めている編集とは限りません。
素材の読み込み
過去動画を参照し、完成動画のイメージが湧いたら早速編集していきましょう。
ここでは大事なことは、これから編集する動画について、読み込む素材データを一つのフォルダにまとめておくことです。
「動画名」で一つのフォルダを作り、まとめてから編集ソフトに取り込むことで、後々素材を探す手間も省けます。
画像、SEなどの素材は普段からストックしておきましょう。
毎回検索するのは非常に効率が悪いですし、時間の無駄です。
音量調整、色調補正
編集ソフトによって仕様が異なりますが、カット後に一つ一つのクリップを変更しなければならない場合はここで行いましょう。
全体を通して共通の内容(音量、ノイズの除去、画面の明るさなど)は最初に行ってしまうことで、あとは気にせずバシバシカットしていくことができます。
カット
動画をカットしていきます。
カットのテンポは動画のジャンル、クライアントの要望によって様々ですが、この工程で行う重要なことがあります。
それは「後々の編集のための編集点(マーカー)を追加していく」ことです。
ただ何も考えずカットをしていくのではなく、せっかく動画を一通り見るので他にもできることを同時にしてしまおうということです。
後に入れるテロップの長さごとにカットを入れていったり、あとでここに面白い編集をしようと思ったらマーカー(メモが付けれるのであれば簡単なメモ)を追加していきます。
これを行っておけばテロップ入れはクリップの幅に合わせるだけで済みますし、行う編集についても忘れることなく行うことができます。
カットのみを最初に行う理由は「動画全体の流れを見ておく」「テロップ入れをスムーズに行う準備」「後に編集する場面をメモ」ということになります。
カット・テロップ入れは最大限に効率化
動画編集の作業の中で僕はこの作業が大嫌いです。笑
皆さんも同様の考えを持っていると思います。
なのでこの作業については最大限に効率化する必要があります。
カット作業についてはショートカットキーを自分なりにカスタマイズして高速で行う方法を考えたり、テロップは自動音声認識ツール(Speech notes)を利用したりして半自動化させます。
細かなテクニックに関しては今回は割愛しますが、この作業の効率化については調べればたくさん出てきます。
テロップ入れに関してはフォント、色は後回しでまずは同一のテロップで進めていきましょう。
次の作業でテロップに帰ってくるのでその時に変更すれば良いです。
また、この作業のみ外注に回している方も多いです。
自分がやりたくない作業については他の人にやらせるというのは効率化の一つですね。
自分で行う場合は時間を決めて最大限の集中力で最速で終わらせましょう。
なぜならこの工程は本当に「作業」で、時間をかける必要がないからです。
次の工程からは実際に自分で考えながら動画を作っていきます。

テロップに応じて様々な効果を挿入
テロップを入れた箇所、編集点(マーカー)の部分ごとにテロップ色変更、テロップアニメーション、SE、画像の挿入をしていきます。

基本的にテロップ以外の場所は強調したりする必要がないのでテロップの場面に応じた編集をしていきましょう。
動画をもう一周するのではなく、テロップの部分にカーソルを持っていき編集を加えていきましょう。
同時にテロップ部分で何か面白いことを言っているのであればその部分のクリップのみ色調を変えたり(ヒカキンがよくやってる)していきます。
テロップを先に挿入することによって、このように動画をもう一度一周するのではなくテロップ部分ごとに編集していくことができます。
BGM、吹き出し、チャンネルロゴ

まずBGMについてはカット作業前に入れるとBGMもカットされたり、差込動画(まだまだ続くよ!みたいなやつ)を入れるとその部分のみカットが必要だったりするからです。
なので全体の編集が大方終わった後にBGMを挿入する方が、BGMを流す場面、いらない場面がすでに明確なので一回の作業で済みます。
テーマごとの吹き出しや終始表示させておくチャンネルロゴも理由は同じです。
テロップごとに編集した際に画像の挿入などをして、その場面のみ吹き出しやチャンネルロゴがない方が伝わりやすいことが必ずあります(画像とチャンネルロゴが被る等)。
あとで確認したら被ってた!なんてことがないように、最後に挿入しましょう。
最終確認
完成した動画の最終確認です。
普通に動画を再生しておかしなところがないか、テロップのタイミング、誤字がないか確認していきます。
僕はテロップ以外の部分については倍速で確認しています。
書き出しをした後にミスが見つかると非常に面倒なので、この作業は入念に行いましょう。
YouTube動画編集のコツ:まとめ
いかがでしたでしょうか。
編集の効率化、コツについて紹介しました。
編集の流れは必ず固定し、無駄な作業は省いて効率化していきましょう。
最初は時間がかかるのが当たり前です。
編集をこなすたびにスピードは上がっていくのでどんどん編集していきましょう。
皆さんの動画編集の手助けになれたら幸いです。
YouTube動画編集での勉強方法を知りたい方は下記の記事を参照してください。
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