
そんな疑問を解決したします。
この記事の内容
- Vlogの定義
- Vlog撮影方法
- Vlog撮影に必要なもの
海外では爆発的な人気を見せているVlogですが、日本でもようやく人気になってきましたね。
この記事では、これから始める方に初心者目線でVlogについて紹介いたします。
Vlogの撮影方法は4つに分けることができます。
以下の記事では、Vlogに必要な機材をまとめています。
機材がまだの方は参考にしてください。
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【 あると超便利!! 】Vlog用機材まとめ【 これから始める初心者の方へ 】
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この記事の信頼性
僕はフリーランス動画編集者として生計を立てています。仕事案件とは別に自分で撮影した動画も編集してYouTubeにアップしたりしています。
目次
Vlogの撮り方について:Vlogとは?
VlogとはVideo Blogの略です。
Blogは自分の好きなことを文章で表現することに対し、Vlogは動画で表現します。
日常を動画で撮ることで生まれるコンテンツです。
Vlogをしている人をVloggerと言います。
海外では数年前からVlogは爆発的な人気を見せていて、人気VloggerのYouTube動画再生回数が3,500万回を超えるという現象も起きています。
日本でも人気YouTuberが始めたことによりVlogという言葉が最近認知され始め、20代の「Vlog 」という言葉の認知率は40%を超えています。
YouTuberとVloggerの違い

Vlogをしている方も基本的にYouTube等のSNSに動画をアップしているので、この違いがわからない方も多いと思います。
今言われている定義としては、YouTuberは視聴者に対してコンテンツを考える人たち、Vloggerはあくまで自分でが表現したいものを作り出す人たちです。
YouTuberは視聴者に対して企画を考え、キャラを作ったり、面白い編集をしたりするので、TVのバラエティ番組に近いです。(ヒカキン、はじめしゃちょー)
これに対してVloggerは自分が表現したいコンテンツや日常を動画にします。
もちろんVloggerも視聴者を意識していないわけではないですが、あくまで自分の日常や伝えたいことを、自分の好きなテイストで発信する。
つまりVlogは、過剰な演出やキャラクターづくりをほぼしない、自分とごく身近な人のための「自然体な動画」に、共感が集まっていくのです。
これはSNSが発達したことにより、一般人でも「自分の好きなことを発信していいんだ」という空気感が生まれたことも、Vlogの流行に影響しているのではないかなと思います。

Vlogの撮り方について
Vlog撮影方法は大きく分けて4つに分けることができます。
一つずつ説明いたします。
一人称スタイル
一人称スタイルとは、カメラの自分から見た映像をそのまま発信するスタイルです。
カメラを持って撮影したり、アクションカメラを肩や腕にマウントしたりして撮影します。
この撮影方法のメリットは自分が見ている景色の臨場感をそのまま伝えることができることです。
また顔出しをしないため、Vlogを撮影したいけど顔出しに抵抗感がある方にはおすすめです。
デメリットとしては、発信者を映さない発信の仕方になるため、撮影者の人柄が伝わりにくく、変化のない飽きやすい映像になってしまうことです。
初心者の方でも簡単にできる撮影方法ですが、手ブレを抑えたり、変化のある編集技術も身につけていく必要があります。
元祖Vloggerのドリキンさんも当初は一人称スタイルで発信していました。
最近はバリバリ顔出ししてますが・・・
一人称スタイルにおすすめの撮影機材
一人称スタイルの方におすすめする撮影機材は、「アクションカム(GoProなど)」や、今話題の「Osmo Pocket」です。
持ち運びも簡単で、アクションカムであれば手ぶれ補正もついているので、肩にマウントしながら歩くことによって、簡単に手ブレのない動画が撮影できます。
Osmo Pocketはサイズが非常に小さく持ち運びがしやすいのに加えて、4Kの非常に鮮やかな映像を撮ることができます。
自撮りスタイル
自撮りスタイルとは自撮り棒を使いながら自分を撮影して発信していくスタイルです。
旅行、買い物や、イベント等で自分を撮影しながらコンテンツを作っていきます。
アイドルやモデル等の有名人もこのスタイルが多いですね。
容姿やトーク力がこのスタイルでは大事になってきます。
メリットは、視聴者との距離感が近くなることですね。
デメリットは顔出しをするので、人を惹き付ける魅力が不可欠ということです。
顔出しに抵抗のない方はこのスタイルが一番ポピュラーなので、このスタイルでスタートすることをおすすめします。
ビートないとー/Beat Naitoさんが有名ですね。
彼の映像はとにかくおしゃれなのでとても参考になります!
自撮りスタイルにおすすめの撮影機材
自撮りスタイルに必須の撮影機材は自撮り棒やジンバルですね。
ジンバルとは、1つの軸を中心に物体を回転させる回転台の一種です。
カメラや映像に関する文脈で使用される際「スムーズな映像を撮影するための回転台付きグリップ」の意味になります。
いわゆる「ヌルヌル動く」スムーズな視点映像の撮影が可能です。
また、スマホでも撮影は可能ですし、カメラも小さめのコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)をおすすめします。
三人称スタイル
三人称スタイルとは、撮影者とは別にカメラマンを用意して自身の日常や旅の臨場感を作り出すコンテンツです。
旅行をかっこよくおしゃれに作成したシネマティック映像や、クリエイター向けの撮影方法のチュートリアル動画もこの部類になります。
メリットは撮影者個人+その場の景色を伝えることができるので、クオリティーの高い映像を作り出すことができるということ。
デメリットはやはり撮影者を別に用意する必要になること、初心者へのハードルは高めということです。
カメラマンの用意については自分と同じ目的を持つ撮影者と知り合いになって、交互に撮影し合うというやり方が一番良いかなと思います。
とにかく撮影スキル、編集スキル、BGMの選定スキルと様々な技術が必要になります。
このジャンルは僕も本気で取り組んでいることなので、僕の好きな映像をいくつか紹介いたします。
世界的に有名なBenn TKですね。
圧倒的なクオリティーです。こんな映像が作れるようになりたい・・・
こちらも超有名動画クリエイターのSam Kolderです。
とにかく人を感動させる映像を作り出す天才です。
日本人で有名なのはOkawa Yusukeさんです。
このジャンルのVlogでは日本の先駆者ですね。
三人称スタイルにおすすめの撮影機材
このスタイルでは、クオリティーの高い映像が撮影できる機材が必要不可欠です。
初心者の方にまずおすすめなのは圧倒的にミラーレス一眼です。
コンパクトなサイズ感で、4Kの鮮やかな映像や、スーパースローモーション、ハイパーラプス等、様々な映像を撮ることができます。
中でもSonyのαシリーズは多くの動画クリエイターが愛用していますし、僕も使っています。
カメラに加えてドローンの映像を加えることで映像のクオリティーを高めることができます。
圧倒的におすすめなのがMavic Air2です。
少々価格はしますが、とてもコンパクトなサイズ感にも関わらず、プロモーション映像の様な空撮が実現可能です。
さらにドローンについて知りたい方は以下の記事を参照してください!
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【 最新 】ドローンおすすめランキング!! 初心者向け
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定点スタイル
定点スタイルとは、カメラを三脚で固定し、個人の日常を定点から撮影し発信するスタイルです。
日常動画におしゃれなBGMをのせて、字幕を入れていく手法ですね。
こちらは顔出しをする人としない人で分かれます。
メリットは手ぶらで撮影できる、撮影技術も不要、自分の素の日常を発信できるというところ。
デメリットはこちらも一人称スタイルと同じで、変化のない映像だと飽きられてしまうということですね。
ハナコさんのVlogでは、OLのリアルな日常が描かれていて、圧倒的な癒しを発信しています。
定点スタイルにおすすめの撮影機材
定点で撮影する場合には3脚が必要になります。
スマホでも撮影は可能ですし、より綺麗な映像を撮るために一眼レフのカメラを使うのもありです。
Vlogの撮り方について:まとめ
いかがでしたでしょうか。
Vlogの定義や撮影方法、必要機材を紹介させていただきました。
さらに詳しくカメラについて知りたい方以下の記事でランキング化しています。
正直この中から選べば失敗はないです。
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【 最新版 】Vlog用 カメラランキング【 クリエイター編 】
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撮影後は動画を編集していくことになるので、動画編集ソフトの導入は必要不可欠になります。
初心者の方でこれから動画編集を始める方は以下の記事で、知識0から実際に動画を編集する方法について説明しています。
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