昨今、リモートワークが推進され自宅で仕事をする人が増えています。
娯楽でもYouTubeやNetflix、オンラインゲームなど、家で楽しめるサービスがたくさん登場しています。
そんな時に必須なのが自宅用のWi-Fiルーターですが、Wi-Fiサービスも多くの企業が参入し、どれを選べばいいのかわからない方が多いと思います。
そんな僕もフリーで映像制作の仕事をしていて、基本的に職場は自宅でリモートワークなので、自宅用のWi-Fiが必要不可欠です。
以前まで使っていた機種の調子が悪く、この度新しいものを導入したのでWi-Fiルーターについて徹底的に調べました!
この記事では、自宅用Wi-Fiルーターを厳選して紹介いたします。
Wi-Fiを選ぶ際に加味すべき、通信速度、料金、機能性、セキュリティーの観点から徹底的に調べ上げた結果、おすすめできる機種を紹介いたします。
目次
Wi-Fiは何がいい!?:考慮すべき項目
Wi-Fiルーターは、よく似た外見をしていてもスペックや特徴が違うものが沢山あります。
また、自宅の間取り・仕様人数・光回線の契約内容でも適しているWi-Fiルーターが違いますのでチェックしておきましょう。
まずはインターネット回線を契約
ご自宅にインターネット回線がない場合は契約しておかないとWi-Fiルーターは使用できません。(ポケットWi-Fiは不要)
インターネット回線は光回線が主流ですが、マンションやアパートによっては光回線が全世帯使用可能でルーターを用意するだけでWi-Fiが使用できる場合があるので、一度お住まいの住宅について調べてみましょう。
光回線がない場合は、開通工事が必要になるので、こちらも現在お住まいの住宅が工事可能か一度調べてみましょう。
光回線の選び方は使う個人によって変わってきます。

光回線についても相当調べましたが、上記の選び方が一番おすすめです。
スマホのキャリアごとで光回線を契約すれば、スマホの月額料金が安くなります。
ドコモ、auユーザーの方はGMOとくとくBBで契約すれば、通常1万5千円ほどする開通工事費用が無料で契約することができます。
上記の光回線によってはWi-Fiルーターを無料でレンタルしてくれるところもありますが、そこまで性能の良いルーターのレンタルはありません。
僕のように自宅で仕事をする方や、オンラインゲームをする方は、これから紹介する高性能のWi-Fiルーターを検討してみてください。
自宅の間取りと人数
Wi-Fiルーターは自宅の間取りによって適しているモデルが違います。
それぞれのルーターの説明欄に一戸建て・マンションと、それぞれ適した間取りが表記されていることが多いです。
実際の自宅の広さよりも、少し余裕をとって広めの間取りに対応したモデルを選ぶのがおすすめです。
設置方式
Wi-Fiルーターの設置方式には、縦置き・横置き・壁掛けがあります。
Wi-Fiの電波は360度方向に飛ぶ特徴があり、なるべく自宅の中心に設置したほうが隅々まで届きやすいです。
デザインなども一緒に確認して、設置しやすいWi-Fiルーターを選びましょう。
通信速度
通信速度が速いほど、快適にインターネット通信を行うことができます。
僕は仕事柄、動画のダウンロード、アップロードを頻繁に行うので、通信速度は最重視しました。
通信速度が速いほど金額は上がりますので、用途に見合ったルーターを選ぶことが大切です。
Wi-Fi規格は新しいものを
古い規格のルーターを選んでしまうと、機能を十分に発揮できなかったり、通信速度も低速になる恐れがあります。
Wi-Fiの規格については、現在広く普及しているのが「11ac」です。
11acに対応しているWi-Fiルーターであれば、問題なく使えるでしょう。
次世代規格と呼ばれているのが、「11ax」で、まだ対応機器は少ないものの、今後こちらに移行していく機種も多いと思うので、今のうちに取り入れてしまうのもおすすめです。
周波数は複数あるものを
Wi-Fiの周波数帯については、現在広く普及している2.4Gと5Gの2種類があります。
2.4Gは壁などの障害物に強く、5Gは電子レンジなどの電磁波の影響を受けにくい特徴があります。
ご自宅の状況に応じて適したものを選択できるので、周波数帯は複数ある方が快適に使うことができます。
便利な機能
現在のWi-Fiには様々な便利な機能がついています。
特に便利な機能をいくつか紹介します。
ビームフォーミング
ビームフォーミングは、パソコン・スマホ・タブレットなどのデバイスを狙って、集中的にWi-Fi電波を飛ばす機能です。
ネット接続しているデバイスに向かって集中的に電波を届かせますので、自宅内を移動しながらネットを使っても途切れが起きにくいです。
MU-MIMO
MU-MIMOは複数同時通信が可能な機能です。
ネット接続をしているデバイスが複数あっても同時接続するので遅延が少ないです。
デバイスにひとつずつ接続する従来のWi-Fiルーターと比較して、非常に安定したインターネットが楽しめます。
バンドステアリング
バンドステアリングは、混雑していない周波数帯に自動的に通信を切り替える機能です。
5G帯が混み合っていれば2.4帯へ、2.4帯が混み合っていれば5G帯に変わります。
デュアルバンド(2つ)よりもトライバンド(3つ)に対応している方が、より通信が安定しやすいです。
この機能を活かすためにも、周波数は複数あるタイプを選びましょう。
メッシュWi-Fi
メッシュWi-Fiは、自宅の中に網目状のWi-Fi利用可能エリアを作る機能です。
Wi-Fiルーターと中継器を繋いで、部屋の隅やこみ入った部分にまでWi-Fiの電波を届かせることができます。
自宅の構造が複雑な方におすすめです。
高性能CPU搭載
高性能CPUが搭載されたWi-Fiルーターであれば、CPUの動作が速いことから、結果的にネット通信のスピードが圧倒的に速いです。
スペックの高いゲーミングルーターについていることが多いです。
オンラインゲームをする方は、通信速度が遅いとラグが起きてしまうので、重視すべき点だと思います。
デュアルコア(2つ)よりもクワッドコア(4つ)の方が性能が高いです。
WPS
WPSはWi-Fiルーターのボタンを押すだけで接続ができる機能です。
そのためSSIDやセキュリティキーを手入力する必要がありません。
スマホアプリで簡単に設定できる機能がついたモデルなどもありますので、仕様をチェックしておきましょう。
有害サイトブロック
Wi-Fiルーターにセキュリティが付いているモデルであれば、ルーターの時点で有害サイトのアクセスをブロックできて安心です。
PC等のデバイスにインストールされているセキュリティソフトと併用して、ダブルで有害サイトの脅威をブロックできます。
Wi-Fiは何がいい!?:おすすめのWi-Fiルーターを紹介
お待たせしました。
以上のことを踏まえまして、おすすめのWi-Fiルーターを紹介いたします。
リモートワークに最適
接続可能台数が18台で安定した高速通信ができる、バッファローのWSR-A2533DHP2-CBです。
通信スピードの速さに加えてバンドステアリング機能が搭載されているため、安定したインターネットが楽しめます。
MU-MIMOに対応していて、複数のデバイスでWiFiを使っても切断や遅延が起きにくいです。
実は僕はこちらを購入しました。
戸建ては3階建、マンションは4LDKまでカバーできます。
通信速度は1733Mbps(5GHz)+800Mbps(2.4GHz)と超高速で、価格も良心的、何よりインテリアにもなるこの見た目にやられました。
セキュリティーで選ぶなら、AsustekのRT-AC68Uがおすすめです。
法人で使用できるレベルのセキュリティーで、安心して使うことができます。
帯域幅変更という機能があり、音声の途切れをなくすことができ、ネット会議をスムーズにする行うことができます。
PS4や任天堂switchを接続するのにも適しているため、家族でゲームを楽しむのにもぴったりです。
通信速度は1300Mbps(5GHz)+600Mbps(2.4GHz)で、特に問題なくインターネット通信を楽しむことができます。
スリムな外見で狭いところにも設置可能な、エレコムのWRC-2533GHBK2-Tです。
厚みが26mmと薄いのが特徴のWi-Fiルーターです。
シンプルなデザインなので設置する場所を選ばないのがメリットでしょう。
ビームフォーミング・MU-MIMOと通信を安定させやすい機能も搭載されています。
オンラインゲームをするなら
超かっこいい見た目のTP-LINKのArcher AX11000です。
相応の価格はしますが、通信速度が4804Mbps(5GHz)+4804Mbps(5GHz)+1148Mbps(2.4GHz)の圧倒的なハイスペックです。
高性能CPUを搭載し、おそらくルーターの中ではトップのハイエンドモデルで、遅延という言葉とは無縁です。
オンラインゲームはネット回線の遅延が命取りになるので、こだわりたい方には一番おすすめのルーターです。
こちらも近未来的デザインのTP-LINKのAX6000です。
Archer AX11000の価格とスペックを抑えたモデルですが、一般的なWi-Fiルーターに比べるとその機能はトップクラスです。
通信速度は4804Mbps(5GHz)+1148Mbps(2.4GHzで、MU-MIMOに対応し複数デバイスの同時接続が可能です。
ゲーミングルーターって男心をくすぐるデザインですよね。
こちらはAsustekのRT-AX3000です。
紹介しているゲーミングルーターのなかで一番コスパが良い機種となります。
ゲーミングルーターの中でも良心的な価格ですが、通信速度が2402Mbps(5GHz) + 574Mbps(2.4GHz)と一般のルーターと比べてもそのスピードは十分なスペックを誇ります。
次世代規格の11axにも対応していて、ターゲットウェイクタイムという機能により、スマホやパソコンの消費電力を抑えることができます。
バッテリー寿命が大幅に削減されますので、デバイスを長く使いたい場合にもおすすめです。
Wi-Fiは何がいい!?:まとめ
いかがでしたでしょうか。
これからの未来は自宅で仕事をすることは普通になるかもしれないですし、自宅でできる遊びもどんどん増えていくでしょう。
そんな時に重視すべきなのがインターネット環境だと思います。
あなたに合うWi-Fiルーターが見つかったらとても嬉しいです。
記事を読んでいただきありがとうございました。