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【 Youtube 】企業がチャンネルを運用するメリットについて

【 Youtube 】企業がチャンネルを運用するメリットについて
Youtubeって個人のYouTuberのイメージだけど企業が参入するメリットはあるの?

 

そんな疑問にお答えします。

 

スマートフォンによるネット社会の加速により、YouTubeは全インターネット人口の約3分の1を占める10億人以上のユーザーに利用されています。

 

動画は直感的な理解と訴求力に優れ、自社のマーケティング活動に活用する企業が増えており、無料で開設できるYouTubeチャンネルはその手軽さから、多くの企業が参入しています。

 

多くの人がイメージする、チャンネル登録者数を増やし広告収入を得るということは、たくさんあるメリットの一つでしかありません。

 

5Gの普及により、ネット上には動画が溢れ、さらに動画コンテンツの重要性は増していきます。

 

この記事では、企業がYoutubeチャンネルを運用するメリット、運用方法について解説いたします。

 

この記事の信頼性

僕はフリーランス動画クリエイターとして生計を立てています。Youtubeチャンネルの企画、撮影、編集に携わったり、企業の動画広告も作成しています。多くのクライアントがYoutubeチャンネルの開設によりたくさん恩恵を受けているので、この記事で詳しく解説していきます。

 

企業がYoutubeチャンネルを運用するメリット

企業がYoutubeチャンネルを運用するメリット

始めにyoutubeチャンネルの開設方法を紹介します。

チャンネル開設の流れ

  • Googleアカウントを取得する
  • YouTubeにログインし「チャンネルを作成」を選択
  • ブランドチャンネルを作成
  • チャンネル設計をする

 

以上です。

難しいことは一切なく、誰でも10分ほどでチャンネル開設が可能です。

 

Youtubeチャンネル運用にかかるコストは無料です。

企業であっても月額利用料などの費用は一切かかりません。

 

では、「開設方法が簡単」「運用コストがかからない」ということを踏まえた上でYoutube運用のメリットについて書いていきます。

 

幅広い世代やターゲット層にアプローチできる

自社の商品、サービスをより多くの人に認知してもらうためにどのような方法を実践していますか?

ネット広告、インスタグラムなどのSNSの運用、同業種のイベントへの出店など様々ですが、なぜその目的のためにYoutubeチャンネルを使わないのですか?ということです。

 

前述したとおり、Youtubeは10代から20代の若年層を中心に、60代までの幅広い層が利用しています。

91の国と80の言語に対応しており、世界で一番見られている動画共有サービスです。

 

つまりYouTubeを利用すれば、幅広い年代や海外の人たちにも企業の宣伝ができるということですね

 

10代、20代の若者を中心に、何か疑問を解決する際はYoutube内で検索するということが普通になっています。

Googleのアルゴリズムもアップデートされ、Google検索結果には動画コンテンツがより上位に表示されやすくなりました。

 

多くの検索流入が見込めるので、企業の商品名やサービス名が検索された際に、より多くの人を取り込むことができます。

 

Youtubeを運用しないということは、せっかくあなたの企業の商品が検索されたのに、他の一般人のレビュー記事やレビュー動画にユーザーが流入してしまうということです。

 

動画は情報量が多い

テレビCMがなぜ大金をかけて制作されるのか、それは消費者の買意欲を動かすのに「動画」が一番効果的だからです。

 

動画が効果的とされる理由は市場の広さだけではありません。

動画は文字だけでなく「動き」「音声」で視聴者に訴えることができます。

そして文字より画像、画像より動画のほうが視聴者に伝えられる情報量が多くなります。

 

アクションカメラのGoProで詳しく解説いたします。

即席で作ったのでクオリティーに関してはご了承ください。笑

これが画像、文字で伝わる情報量です。

 

 

対してこれが動画で商品の価値を伝えた場合です。

いかがでしょうか。

 

GoProについて何も知らない消費者に対して、上記の画像ではGoProについて全くわかりません。

しかしこの動画を視聴するだけで、GoProとは何か、GoProができること、サイズ感、自分が実際に使用したときのイメージなど多くの情報を届けることが可能です。

 

動画を保存するプラットフォームとして活用できる

このメリットに気付いていない人が多いと思います。

 

動画というコンテンツのデータサイズは非常に大きいので、PCのストレージを圧迫しますし、メールなどで共有することができません。

Youtubeであれば、無制限に動画を保存できますし、共有もURLを送るだけなので非常に簡単です。

 

営業活動で自社商品を動画でクライアントに紹介したい時も、チャンネル内の動画を見せるだけで済みます。

「限定公開」というURLを知っている人しか見ることのできない動画のアップロード方法もあるので、自社内のみで共有する動画も保存することができます。

 

より効果の高いブランディングが可能

あなたの商品、サービスのブランディングがしたいのであれば「動画」が一番効果的です。

 

動画の情報量が多いことは上記で述べましたが、商品の価値と同時にその商品はどのような人に適しているのか、というブランディングもすることができます。

 

僕は以前アパレル業界で勤務していたのでアパレル商材で説明いたします。

 

earth music&ecorogyのCMですが、宮崎あおいの可愛さは置いといて、彼女を起用している理由は「自然体な女性、ゆったりしたライフスタイルを好む女性」あたりがターゲットだからだと思います。

「人参を生でかぶりつくような、そんなナチュラルで着飾らない、でもどこか可愛らしい女性が着るブランド」というブランディングだと思います。(あくまで予想ですが)

 

このように、アパレルブランドにとても重要なブランディングという作業も動画一つ作ってYoutubeで拡散することが可能です。

 

他のページにユーザーを誘導することができる

Youtubeチャンネルで動画を視聴してもらうだけでは、Youtubeのメリットを活かしきれていません。

 

Youtubeでは、動画から「自社サイトのホームページ」「ECサイト」「インスタグラム等のSNS」にユーザーを誘導することができます。

 

最終目的が自社商品の販売であれば動画内で自社ECサイトのことを触れ、視聴者を誘導し、商品の購入につなげることが可能です。

サービスへの登録が目的であれば、自社ホームページに誘導することが可能です。

 

動画を視聴させるだけでなく、その後のユーザーの動きまで予想し、最終的に流したいコンテンツを用意することで、さらにYoutubeを有効活用することができます。

 

広告収入を得ることができる

みなさんがご存知のYoutubeチャンネルを開設するメリットの一つです。

 

しかしこのメリットについては収益を得るのに時間がかかります。

すぐに結果が出るものではないので、上記5つのメリットのためにチャンネルを運用していく中で、後からついてくるものだと考えることが大切です。

 

ここで大切なのは、「一度アップした動画は一生消えることのない資産になる」ということです。

 

Youtubeというサービスが終了しない限り、動画は残り続けます。

その動画は徐々に再生数が上がっていき、後々収益化することができる可能性があります。

無料でアップロードしているのに加えて、維持費もかかりません。

 

しかし広告収入を一番に考える人が多すぎるので、後々資産になるというこのメリットに気づかないまま取り組まない企業が多いのが現状です。

 

企業用Youtubeチャンネルの運用方法

企業用Youtubeチャンネルの運用方法

では、具体的にどのように企業用チャンネルを運用していくかについて説明いたします。

 

チャンネルのコンセプトを決める

そのチャンネルでどのような情報を発信していくのかを決めます。

 

商品のレビューなのか、その業界の知識なのか、企業の活動報告なのか、、、

 

発信する情報にブレがあると視聴者は離れていく傾向があります。

その企業が発信する新商品の情報について興味があって視聴していたのに、いきなり社員の日常を発信し始めたらもう見ることはなくなりますよね。

 

ターゲット、目標を定める

チャンネルの発信内容について定めたら、次はメインターゲット、そのチャンネルの目標について決めます。

 

アパレル企業であれば「そのブランドを購入してくれる消費者」、プログラミングのオンラインスクールを展開している企業であれば「プログラミングをこれから学びたい初心者」がメインターゲットになりますね。

 

ターゲットを決めたらそのターゲットにどのような行動をして欲しいのかというチャンネルの目標を決めます。

「自社商品を自社サイトから購入して欲しいのか」、「自社のオンラインスクールに入会して欲しいのか」ということですね。

 

撮影、編集をする

あとは上記のコンテンツに応じた動画を撮影、編集しYoutubeにアップロードしていきます。

 

iPhoneで撮った動画をそのままアップして許されるのは、素人や芸能人のYoutubeチャンネルのみです。

その素人臭い動画は逆に視聴者から身近に感じてもらうことができます。

 

しかし企業が制作する動画コンテンツにこの素人臭さはNGです。

動画のクオリティーはそのまま企業の信用につながります。

 

撮影にはしっかりとしたカメラを用意し、ターゲットに合わせた編集を加え、質の高いコンテンツを作りましょう。

 

過去動画を研究し、改善していく

動画をアップロードしていく中で、再生数が多い動画、少ない動画が出てきます。

その違いには必ず理由があります。

 

Youtubeアナリティクスという機能を使えば、実際に視聴しているユーザー層やどのような検索ワードで検索されたか、再生時間、動画離脱率など多くの情報を調べることができます。

これらの情報を研究し、さらに良いコンテンツを生み出していくために改善を重ねていく必要があります。

 

 

Youtubeチャンネル運用のサポートをいたします。

Youtubeチャンネル運用のサポートをいたします。

 

企業がYoutubeチャンネルを運用するメリット、運用方法について解説させていただきました。

 

しかし、一からチャンネルを運用していくとなると、一つの部署を立ち上げ、機材などの予算も考えなければなりません。

Youtubeのアルゴリズムも理解して、最適なキーワード(タイトル名)で動画をアップしていく必要があります。

 

決して普段の業務の片手間では質の良いコンテンツを作っていくことはできません。

 

そこまでの予算、人員は割けないという方のために、Youtubeチャンネル運用のサポートをさせていただいております。

Youtubeチャンネルの立ち上げからのサポートや、撮影、編集のみという需要にもお応えいたします。

 

お仕事の依頼、さらに詳しい情報が知りたい等の要望があれば、下記のお仕事依頼ページよりお問い合わせください。

>>お仕事依頼ページはこちら

 

この記事を読んでいただき誠にありがとうございました。

 

 

  • この記事を書いた人

KO

フリーランス動画クリエイター・YouTubeプロモーター 一生会社員という働き方に疑問を感じ、独立しました。今はノマドに楽しく生きてます。 知識0→月収400万突破。動画編集・映像制作での稼ぎ方や、フリーランスとしての立ち回り方についての発信が多めです。動画機材もどんどんレビューします。趣味のサーフィンのことも時々書きます。

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