
そんな疑問を解決したします。
この記事の内容
- zhiyun weebill labの概要
- zhiyun weebill labのメリット・デメリット
結論、zhiyun weebill labは今までのジンバルの歴史を塗り替える画期的なジンバルで、コンパクトで軽く、機動性抜群です。
多くも動画クリエイターを魅了し続けているzhiyun weebill labについて紹介いたします。
この記事の信頼性
僕はフリーランス動画編集者として生計を立てています。また、自らVlogをYouTubeにアップしたり企業PR動画を撮影したりするのにzhiyun weebill labを愛用しています。他のジンバルと比較した客観的な評価をしていきます。
目次
zhiyun weebill labの概要
昨今「Cinematic(映画的な)」と形容されるほどクオリティの高い動画を公開しているクリエイターが注目を集めています。
こういった質の高い動画を制作するクリエイターたちがこぞって使用しているのが、スピーディーかつ滑らかなカメラ(視点)移動を可能にするジンバル(スタビライザー)です。
今回紹介するのは私も使用しているzhiyunのweebill labです。
老舗ブランドとしてジンバルの開発を続けてきたZhiyun(ジーウン)が開発した一眼カメラ用ジンバルとなる「Weebill Lab(ウィービル ラボ)」ですが、そのコンパクトさと機動性で多くのクリエイターを魅了しています。
気になるスペックですが、以下になります。
- 搭載荷重:最大3000g
- 製品質量:970g
- 稼働時間:10時間
- バッテリーフル充電時間:4時間(バッテリー0の状態から)
- チルト・ロール・パン軸動作範囲:360°
zhiyun weebill labのメリット・デメリット
僕は以前別のジンバルを使用していたのですが、zhiyunのweebill labに買い換えて感動したことや、気になったデメリットを書いていきます。
カメラの固定、バランス調整が最高に楽になった
ジンバルを使用する際に一番ネックなのがカメラの固定です。
通常のジンバルだとネジで毎回カメラを固定しなくてはいけないので、非常に面倒でした。
しかしこのジンバルにはカンタンに着脱が出来るホットシューを採用しており、カメラ本体には付属のプレートを付けることでワンタッチで固定することができます。
カメラを固定した後のジンバルとカメラのバランス調整も非常に時間のかかる作業でした。
特に撮影現場の場合など、カメラのバッテリー交換で一度ジンバルから外すと、もう一度バランスを調整しなくてはいけませんでした。
他の人やモデルなども関わっている撮影現場では、この時間をいかに短縮するのかがとても大事です。
zhiyunのweebill labにはロックボタンが搭載されています。
この赤いつまみのロックボタンがパン、チルト、ロール軸それぞれについており、WEEBILL LABの回転三軸をそれぞれ固定することが可能になります。
カメラにマウントするときには全ての回転をロックして、安定した状態でカメラを取り付けることができ、パン軸調整時はそれ以外を固定、チルト軸の調整時は……と、それぞれの軸のを固定しながら調整できるのでカメラが暴れずに簡単に調整することができます。
そして一度バランスの調整を完了してしまえば、カメラの装着はワンタッチなのでその後のバランス調整の必要がなくなります。

折り畳むとA4サイズに
僕が以前使用していたジンバルは、非常に大きかったのでリュックにも収まりきらず、さらにもう一個ジンバル用のバッグが必要でした。
しかしzhiyun weebill labは折り畳むとA4サイズ以下になるので、一つのリュックにカメラとジンバルを収納することができ、非常に持ち運びに優れています。
また質量も本体で970gしかないのでカメラを取り付けてもとても軽く、長時間の撮影も腕への負担がとても少ないです。
ジンバルには機動性という概念はあまりなかったので、どこにでも持ち運べるジンバルということで非常に多くの人が愛用しています。
バッテリー持ちが良い
バッテリー最大稼働時間が10時間となっていますが、本当にバッテリー持ちが良いです。
撮影時、頻繁にジンバルを起動しても余裕で半日持ちます。
心配な方は、USBで直接給電もできますし、専用の電池をもう一つ用意すればバッテリーを気にする必要はありません。
さまざな撮影スタイルを可能にする6つの撮影モード
zhiyun weebill labは様々な撮影シーンに対応できる6つの撮影モードが用意されています。
ロックモード(L):ジンバルの三軸がロックされ、ジンバルが動いてもカメラが動かない
(PF)モード:チルト軸とロール軸がロックされ、水平の動きに追従する
(F)モード:ロール軸がロックされ、カメラはジンバルのチルト軸やパン軸の移動に追従する
(POV)モード:ジンバルのハンドルの動きに応じて、カメラを最大45度まで左右にロールできる
(Go)モード:ロール軸がロックされ、カメラはジンバルのチルト軸及びパン軸の移動に素早く追従する
(V)モード:カメラが90度の角度でチルトし、ハンドルの動きに追従して360度無制限に回転する
全ての撮影モードの切り替えをジンバル本体から操作可能となります。
詳しくは以下の動画を参照してください。モードの詳細については1:30〜
また、『WEEBILL LAB』に搭載可能な外部サーボフォローフォーカス(別売り)で、リアルタイムフォーカスのコントロールが可能となり、本体のハンドホイールを回すだけでスムーズなピント合わせが行えます。
僕的に特筆すべきは(Go)モードと(V)モードですね。
(Go)モードでは走りながらでも映像がブレない滑らかな映像が作れますし、(V)モードではカメラを360°回転できるので一つの映像の中に一味違うカットを取り入れることができます。
グリップ位置変更で安定度アップ
上記のように三脚としても使えるグリップを上記の画像の左手の位置に付け替えることによってこのような撮影スタイルに切り替えることができます。
カメラがグリップの真横に来るため安定感が増します。
安定感が増し、歩きながらの撮影に向いています。
このように持つことでしゃがまなくては撮影ができなかった低い位置からの撮影も、楽な体勢で行うことができます。
デメリット
専用ケースが若干しょぼい
価格が非常に魅力的なので、専用で送られてくるケースがちょっとしょぼいです笑
まあ専用ケースに入れて持ち運ぶことはないのであまり気にならないですが・・・
電源をONにしたまま3軸のロックをかけると故障する可能性がある
少しヒヤッとしたのは電源をオンにしたままロックをかけてしまった時で、しばらくして気がついたらモーターが非常に熱くなっていたので驚きました。
幸い、故障はしませんでしたがこのロック機能が便利な反面、気をつけないと故障してしまう可能性があります。
zhiyun weebill lab レビュー:まとめ
いかがでしたでしょうか。
zhiyun weebill labについて解説させていただきました。
映像には少しでもブレがあると一気に素人臭さが出てしまいます。
あえてブレを取り込む撮影方法もありますが、基本的にはカメラを動かす場合は一切手ブレをしてはいけません。
ジンバルはクオリティーの高い映像を撮るためには必須アイテムで、価格も良心的で機動性に優れたこのジンバルはコスパ最強だと思います。
本当に買ってよかったですしこれからも映像制作に使い倒していきます。
記事をお読みいただきありがとうございました。
他の映像制作に必須の機材はこちらの記事で解説しています。
-
-
【 あると超便利!! 】Vlog用機材まとめ【 これから始める初心者の方へ 】
続きを見る
Vlogの撮影方法については以下の記事で説明しています。
撮影方法は4つのパターンに分けることができます。
-
-
Vlogの撮り方について【 これから始める方へ 】
続きを見る